[PENTAXでオフカメラストロボ] Godox V850III レビュー

みなさん、カメラ撮影で一番大切なことって何だかわかりますか?


高尚な話をしたいわけではないですよ?

謎かけをしているわけでもないです。


それは、撮りたいと思った瞬間にシャッターを切ることです。

そしてそれは、シャッターを切ったら何はともあれ何かしら写ることが大前提にあります。

シャッターを切れば写る。当たり前にして大切なことですね。


しかし、シャッターを切っても何も写ってないことが時としてあります。

レンズカバーを付けたままだったとかそういうオチではありません。

それが起きてしまうのがストロボ撮影なのです。


ここだと思ったタイミングでシャッターを切っているのに、ストロボが発光しなければ真っ暗です。

これ、けっこうプチストレス。撮影のリズムも崩れます。

なぜこんなことになるかというと、チャージ速度というものがあり、連続で発光させてしまうとチャージされるまで発光しなくなるからです。


ここしばらく、GodoxのTT600を使っていました。

が、先日の撮影でついにこのチャージ速度に我慢ができなくなり、日も浅いうちにGodox V850IIIを購入いたしましたので紹介します!!

Amazonでは複数の販売元で取り扱っていましたが、↑こちらは実際に私が買ったところです。

Amazon内では、どこも示し合わせたように同じ価格で販売していましたが、2023年7月時点ではAmazonが最安値のような気がします。


こちらのV850IIIはチャージ時間は1.5秒。TT600の2.6秒よりも1.1秒早い!!!

この1秒をなめたら泣く。ケチってはいけない。

プチストレスはカネで解決。それが世界平和。


選ぶとき気を付けてほしいのは、必ず技適マーク付きであること。

日本向けに出荷した製品でないと技適マークは付いていません。

V850IIIには受信だけでなく、無線送信機能もついているので、もしあなたが技適マークが付いていないものを日本国内で使ったら、それは違法行為となります。


こちらで買ったものは、謳っている通りちゃんと技適マーク付きでした。

↓郵便マークみたいなやつね。

そして、日本語マニュアルは、けっこうまともな日本語です。


あと、使えるカメラメーカーが書いてあったりしますが、オフカメラで使うのであれば一切関係ないので心配しないでください。

また、Godoxの日本の正規代理店はKPI(ケンコープロフェショナルイメージング)ですが、この手の商品は扱わないので、ネットでポチってしまうのが正解です。

KPIはクリップオンとして使いやすいV860の方を扱っているのですが、オフカメラには不必要な機能がついて一万円ほど高いものを買う必要性はまったくありません。


なお、カメラにつける送信機は↓こちらです。こちらも以前買った販売元。

↑こちらはPENTAX用なので、他メーカーの方は対応品を探してください。

各メーカー向けが販売されています。


こんな感じで多灯ストロボができてしまいます。

クリップオンしたフラッシュトリガーがデカく見えますが、遠近法なのでご安心を。

V850IIIはTT600より気持ち大きいぐらいでほぼ同じサイズ感です。

一番上はサブ用途にしか使っていないTT350Pです。


バッテリーはストロボ側面がくり抜かれていてそこにドッキングします。

宣材写真だと、ここに入るよ的にバッテリーが飛び出ていますが、実際はぴったりとハマります。とてもシンプルな作りで好感が持てます。

充電用ドックはとてもスリムで、立てるようにデザインされていますが、寝かしても外れずに充電することができます。とても好感が持てる作りです。


交換用のバッテリーも用意しておくと安心ですね。

まだ買ってないけど、これで良さそう。


ちなみにTT600にも無線送信機能が付いていることを今日知りました。

光同調のマスターになるだけで電波無線は受信しかできないものだと思ってました。

とはいえマスター側はフラッシュトリガーにしておくのがベストですが。


最後に、以前も書きましたが大切なことなのでもう一度。

PENTAXでオフカメラストロボやるならGodox一択。

ポートレートでストロボ使うなら、クリップオンでなくオフカメラ一択。


では、プチストレスのない撮影を楽しみましょう!